偉人、南原 繁
09/02/(21/40)
私は、今日、TVで、南原繁を、知り、調べました。
彼は、戦後、日本の礎石(そせき・土台の石)を、置いた人でした。
彼は、平和と、民主主義と、学問の自由を守るために、闘いました。
彼は 戦後の東大総長でした。
政治学者で、政治哲学者でした。
彼は、国家のあり方を、あらゆる角度から、考えました。
透徹した思考から生まれる知恵を、国民に、提供し続けました。
彼は、憲法の仕組みが、いずれ、歴史の試練に直面することを、予見していました。
現在、日本では、半数が、憲法改正を、求めています。
昭和26年(1951)、彼は、言いました。
「日本の独立が、日程に上がると、時代が、再び急転回に、なりつつあります。
旧憲法精神の復活と民主主義の危機の兆候が現れ、国民の前に、立ち塞がりつつあります。
最近、日本政府と権威者は、大学人が、時代の問題・民族の運命にかかわる問題について、論議し、発表することを、喜ばないようです。
戦後、平和は、新らしい日本の理想として、高く掲げられました。
しかし、今、国民の間に、ひとつのタブーになりつつあります。」
日本の悲劇は、「学問の自由」と「大学の自由」の喪失から、起きました。
帝国日本と帝国大学の衰亡は、学問の自由が、失われてから、始まりました。
彼は、それを、身をもって知っていました。
【人は、学知によって、広く、深く、遠くを見ることを学び、真理が命じるがままに、常に言うべきことを言い続ける勇気を持つことである。】
彼は、為政者から、曲学阿世(きょくがくあせい・真理に反した説をとなえ、世間の人気や時勢におもねる)と罵(ののし)られました。
しかし、彼は、発言を、止めませんでした。
【諸君は、眼を見開いて、日本が今いかなる状態になっているかを、真に認識するならば、誰が痛苦(つうく・ひどい苦しみ)と憤激(ふんげき・激しくいきどおる)を感じない者があろうか。
もし、我々が、なお、ぼう然自失(われを忘れてぼんやりする)、虚脱(気力をなくす)の状態に留まるならば、我々を待つものは、奴隷の不幸と、ついに、民族の滅亡です。
これに反して、もし諸君が覚醒(かくせい・ねむりからさめる)し、希望と自信をもって立ち向うならば、諸君の世代において、世界の前に恥じなき国民が、起り来たるのを、目撃するでしょう。
少なくとも、諸君の子孫に、その完成の輝かしい事業を、遺すことができるでしょう。
生か死か。
永遠の屈辱か。
それとも、自由独立の回復か。
我々は、現在、その関頭(曲がり角)に、立っています。】
戦後、多くの日本人が、彼の呼びかけに応えて、立ちあがりました。
だから、日本は、急速に、復興しました。
彼は、言いました。
「この昭和維新革命は、精神革命を、ともなわなければならない。
復興のためのエネルギーが向かうべきベクトルは、偏狭な民族主義の方向であってはならない。
『世界人類のため』という『世界普遍』を、目指すものでなければならない。」
【真の昭和維新の根本課題は、日本精神そのものの革命です。
新たな国民精神の創造です。
それによる、日本国民の性格転換です。
政治社会制度の変革にも、まさります。
内的な知的=宗教的なる精神革命であると、思います。
国家のために戦った生命を、今や、祖国を通して、世界人類のために捧げます。】
「一般に、大学の自治は、資本主義社会にだけ、必要なものでない。
どんな未来社会においても、守らなければならない。
それは、思想・言論の自由とともに、国家社会の存立条件です。
それがあって、はじめて、学問・文化の発展を、期することができます。
大学は、三つの機能を、持っています。
大学の三つの機能は、教育機能・研究機能・知識の一般社会への宣布機能です。
教師は、何を教えるかについて、完全な自由を、持たなければならない。
学生は、自らの思惟(しい・考える)と判断に従って、自由に、直理を学び取ることが、できなければならない。
『真理の尊厳と進歩』のために、絶対に、必要な条件です。
宣布内容が、大衆の意志・世論に、必ずしも、合致するとは限らない。
時代の流行と勢力に、反することもある。
それでも、真理であるが故に、伝えられるべきことは、伝えられなければならない。
大学とは、真理の府である。
理性の府である。
大学が、自由という条件を失ったら、性質を、保つことができなくなります。
その国は、衰退します。
それは、戦争開始前の国に、なります。」
「日本は、満州事変を契機に、急転回を、余儀なくされました。
昭和10年(1935)、日華事変から、次の大戦への計画が、準備され、工作が始まりました。
学問と言論の自由は、このときから、軍部と一部の政治家によって、抑圧されました。
ついに、地を払うに、至りました。
我ら無力にして、何事もなし得なかったことを、深く、恥としなければなりません。」
ファシズム
09/02/(22/02)
ファシズム政府の特徴;
継続する強力な国家主義
人権無視
世論・国民統一のために、敵や身代わりを、でっちあげる
軍事的支配(予算の軍事優先配分)
マスコミの支配
国家安全保障の異常な執着
宗教と政府が、癒着
企業優先、民衆軽視
拝金主義(お金を崇拝する)
人種差別
労働組合活動の抑制
知識人・芸術家抑圧
罪と罰への執着(警察強化)
縁故主義と堕落
不正選挙の執行と、結果の正当化
大和魂
09/28/(21/02)
私は、久しぶりに、大和魂という言葉を、聞きました。
武士道は、忠誠・犠牲・信義・廉恥・礼儀・潔白・質素・倹約・尚武・名誉・情愛を、重んじます。
『忠誠』
忠実で正直
『犠牲』
目的のために、損失を省みない
「信義』
約束した事を必ず守り,人としてのつとめを忠実に果たす
『廉恥(れんち)』
心が清らかで、恥を知る気持ちが強い
『礼儀』
社会の秩序を保つために,人間が守らなければならない作法
『潔白』
心や行いが正しく,うしろ暗いところがない
『質素』
生活がぜいたくでなく,つましい
『倹約』
金や物を、無駄づかいしない
『尚武』
武道・武勇を、重んじる
『名誉』
立派だという評判を、得る
「情愛」
いつくしむ
大和魂は、日本民族固有の精神です。
勇敢で、潔く尊ぶ心です。
「和」
争いを止めて、仲良くする心。
「誠」
誠意を尽くし、嘘偽りをしない心。
「潔」
桜の散り際のような、潔さを尊ぶ心。
「清」
穢(けが)れを嫌い、清浄を求める心。
「情」
他人を思いやり、自分の事のように心を重ねる。
「尽」
自分を犠牲にしても、相手に尽くそうという心。
「根」
根気と不退転の決意を持つ。
「誉」
礼儀を重んじ、恥を知る。
消えた素晴らしい日本語
09/28/(21/21)
古来、日本人は、これらの心を、重視してきました。
しかし、明治になると、「大和魂」は、マインドコントロールされたものに、変わりました。
天皇のために死する事が、大和魂という考え方に、なりました。
明治時代以降、民族主義が、誕生しました。
「大和魂」は、過激な意味に、化けました。
特に、第二次世界大戦期には、軍国主義的な色彩が、強くなりました。
それは、第2次世界大戦で、日本が負けるまで、続きました。
「大和魂」自体が、敗戦後、日本の文化・思想界の主潮流から、追いやられていきました。
数字のトリックが、まだまだ、続きそうです!
09/30/(00/30)
政府は、日本の景気が良くなった、とばかり言い続けています。
しかし、殆どの日本人は、それを、感じることができません。
ほんの1部分の日本人だけが、それを、感じることができます。
地方は、何もかもが、止まったままです。
日本では、政府は、1990年から、競争促進政策を、導入しました。
だから、競争により、敗者が、誕生しました。
リストラで、中高年社員が、解雇されました。
毎年2.5万人が、自殺しました。
1998年から、3.3万人に、急増しました。
2000年から、自殺者の40%が、40〜50代になりました。
ホームレスの大半は、中高年男性です。
50〜64歳が、66%です。
正社員から、そのまま、ホームレスになる人は、40%です。
普通のサラリーマンが、そのままホームレスになることが、予想外に多いです。
欧州は、社会保障制度(年金・医療・介護・失業など)で、弱者を、保護しています。
また、欧州は、ゆっくり高齢化が進行したので、万全の対策を、打つことができました。
しかし、日本では、一気に、高齢化が進行して、慌てています。
日本の中央省庁や地方自治体は、使うだけ使って、蓄えを怠りました。
彼らは、困ったので、保険料を上げました。
それでも足りないので、受給額を減らしました。
そして、最後は、増税です。
日本では、まだまだ、正社員が減少して、非正社員が増加し続けています。
ITで、増加が期待されたいた自営業者は、反対に、減少しています。
また、失業者の失業期間が、長期化しています。
中高年の再就職は、とても、困難になっています。
彼らの生活は、失業後に破綻して、ホームレスに落ちたり、自殺しています。
当然、離婚する夫婦が、増えます。
そうすると、当然、失業世帯が、増えます。
またまた、当然、生活保護を受ける子供が、増えます。
その子供の心は、どうなって、行くでしょうか?
母子家庭の平均年収は、212万円です(2003年)。
一般平均年収の半分にも、届きません。
日本では、少子化が、進んでいます。
しかし、児童施設の子供の人口は、増えています。
2003年は、3.4万人でした。
同一労働同一賃金
09/30/(00/50)
民間企業の正社員の平均給与は、436万8000円でした(2005年)。
8年連続で、減りました。
給与所得者数は、増加に、転じました。
しかし、賃金は、抑えられたままでした。
給与所得者数は、4493万6000人(0.9%増)でした。
4年ぶりの増加でした。
給与総額は196兆2779億円(0.4%増)でした。
8年ぶりの増加でした。
しかし、正社員から非正規社員に、まだまだ、変わり続けています。
女性非正社員の平均時給は、893円です(2003年)。
1日8時間、週5日の場合;年収は、179万円です。
所得税4.5万円
国民健康保険料(月1.33万円)16万円
地域国民健康保険料9.1万円
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手取り額 150万円
東京近郊の女性の生活保護費は、平均185万円です。
やってられない感じです!
生活保護を受ける人より、貧しい労働者が、増えることがあってはならない。
非正社員の給与では、自立することは、不可能です。
未婚者の親との同居率
女性;
25〜29歳..80.0 (1992年) 78.5(2002年)
30〜34歳..69.2 (〃) 76.1(〃)
35〜39歳..65.2 (〃) 74.4(〃)
男性;
25〜29歳..63.5 (〃) 70.3(〃)
30〜34歳..63.9 (〃) 72.4(〃)
35〜39歳..63.5 (〃) 73.4(〃)
正社員と非正社員の賃金格差は、拡大しています。
1980年...100対80
2003年...100対65.7
仕事の内容や能力が、同じなのに、賃金が異なるのは、公正でありません。
世界の賃金格差(2002年)
米国...62.5
日本...68.6
カナダ...69.8
ドイツ...87.5
スウェーデン...92.3
オランダ...93.1
また、年功序列型賃金は、時代に、合わなくなりました。
賃金が、上がり続けることは、不可能です。
1980年から、欧州では、同一労働同一賃金の原則が、広がりました。
格差社会を作った医療制度
09/30/(01/00)
国民健康保険料の全国平均は、年79,321円でした(2002年)。
全国最高は北海道の町でした。
115,162 円(1.4 倍)
最低は鹿児島県の村でした。
21,260円(0.27 倍)
全国の国民健康保険料率(2003年)
北海道 87▼▼
青森 82◇
岩手 81◇
宮城 80◇
秋田 83▼
山形 79▲
福島 80◇
茨城 78▲
栃木 79▲
群馬 78▲
埼玉 78▲
千葉 78▲
東京 79▲
神奈川 80◇
新潟 79▲
富山 82◇
石川 83▼
福井 80◇
山梨 79▲
長野 76▲▲
岐阜 80◇
静岡 79▲
愛知 80◇
三重 80◇
滋賀 79▲
京都 80◇
大阪 82◇
兵庫 81◇
奈良 82◇
和歌山 82◇
鳥取 81◇
島根 82◇
岡山 82◇
広島 83▼
山口 82◇
徳島 86▼▼
香川 83▼
愛媛 81◇
高知 83▼
福岡 84▼
佐賀 84▼
長崎 83▼
熊本 83▼
大分 83▼
宮崎 81◇
鹿児島 81◇
沖縄 78▲▲
介護保険財政が、赤字になった団体は、全体の25%でした(2005年)。
赤字総額は、3年間で、392億円でした。
赤字を賄うために、基金から借り入れた割合;
長崎県...68・4%
大阪府...58・5%
京都府...53・6%
-----
東京都...25・8%
-----
栃木県...6・1%
静岡県...7・1%
福井県...0%
介護給付費は、6兆3,887億円(3.4%増)でした。(2005年)
65歳以上の人が支払う介護保険料の全国平均は、月額4,090円になります。
3,293円より、24.2%も、上昇します。
40〜64歳の保険料の全国平均は、月額3,964円(5.6%増)になります。
国保医療費は、18兆2,742億円(4.3%増)でした。
51%が、老人医療費でした。
1人当たりの平均国保医療費は、38万2,034円でした。
高知県...49万865円
山口県...48万9,106円
北海道...48万7,426円
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千葉県...30万7,908円
老人医療費は、平均81万9,335円でした。
最高は、福岡県でした。
101万3,973円に、達しました。
医療費の全額自己負担者は、30万世帯を、超えました(2004年)。
2000年より、3倍、増えました。
健康保険証を返還した世帯は、130万世帯を、超えました(2005年)。
誰でも、安心して、受けられるはずの医療制度が、「格差社会」を、示しました。
誰が、こんな残酷な日本に、変えたのでしょうか?
弱者切り捨て時代に、日本は、変わりました。
自営業者は、自営業を止めて、サラリーマンになろう!
子供は、公務員にしよう!
それで、日本の未来は、安泰ですか?