2007/08 .

石油価格上昇が、国民の生活を、圧迫しはじめました

08/01/(20/44)

日本の石油元売各社は、原油価格の上昇と円安で、6ヶ月連続、卸価格を上げしました。(2007年8月1日)
日本の石油元売各社は、8月1日に、またまた、ガソリンの卸価格を、値上げしました。
史上最高値144円10銭(2006年9月)を、突破する可能性が、強いです。




日本の石油元売会社の卸価格の値上

単位;円/L
8月 7月 6月 5月
新日本石油 +4.1 +1.8 +2.4 +5.0
ジャパンエナジー +3.5 +2.3 +2.5 +5.5
昭和シェル +5.0 +10.2 +8.4 +6.4


2006年の日本のガソリン消費量は、減少しました。
低燃費の軽自動車へのシフトや、少子高齢化が、原因です。
しかし、日本のガソリン価格は、下落するのではなく、上昇しています。

石油元売各社は、3社だけしかないのでしょうか?
少数の会社が、既特権益を、独占しています。
石油会社の談合のようなものです。

アメリカは、原油高騰で、海外からの石油製品の輸入を、増やしています。
海外の石油製品需給を、引き締めています。
日本でも、引き締まりが、波及しています。

最近のガソリン価格上昇によって、石油精製業界は、飛躍的に、利益を、上げています。
Exxonの利益は、2300億円(1.5倍)でした。(2007年3月)
Chevronの利益は、1200億円(2倍以上)でした。 SunocoやTecoroの利益も、2倍以上でした。

地方国民・流通業・観光は、石油値上げに、悲鳴を、上げています。
とうとう、石油値上げが、多くの製品価格を、押し上げはじめました。
多くの国民は、意図的なインフレに、耐えています。
いつまで、耐えることが、できるでしょうか?
いつまでも、耐えることはできません。



世界のお金は、流れないで、マネーゲームに、化しています

08/01/(20/50)











7月31日、NY原油価格が、78.21ドルに、急騰しました。(2007年)
2006年7月14日の史上最高値77.03ドルを、更新しました。
株式市場は、インフレ懸念によって、大幅に、反落しています。

需給が、中国やインドの新興市場で、増えています。
しかし、OPECは、減産を、続けています。
OPEC(アンゴラとイラクを除く10カ国)は、2006年11月と2007年2月に、170万バレルの減産を、決めました。



需給が、最大の要因ではありません。
金余りによる投機です。



原油価格高騰の背景には、激しい駆け引きが、あります

08/12/(23/25)



@第4次中東戦争(73.10)
A第1次オイルショック
Bイラン革命(79.2)
C第2次オイルショック
Dイラン・イラク戦争(80.9)
E湾岸戦争(90.8)
Fイラク戦争(03.3)
Gイスラエル・レバノン戦争(06.7)

世界の原油価格は、1990年代、20$/B台で、推移していました。
日本のガソリンは、イラク戦争後、上がっています。
その原因は、中東の原油価格の高騰です。
2004年、30$/B台に、突入しました。
世界は、高騰した原油価格を、引き下げる政策を、まったく、取りませんでした。
日本の公正取引委員会は、明確な基準を示すことができずに、困惑しているだけです。

どうして、世界は、原油価格高騰を、止めないのでしょうか?

2006年夏、イラクの石油新法を、ブッシュ政権が、提案しました。
イラクを、クルド、スンニ、シーアの3地域に、分割する案です。
3分割案は、安定を、目的にしていません。
内戦が、目的です。
これは、イスラエルが、以前から、強力に推進して、ブッシュ政権に、圧力を与えていました。
イスラエルは、中東弱体のために、イラクの3分割を、望んでいます。
しかし、分割後の3つの小国家が、安定して、石油を産出することを、望んでいません。
石油をエサにして、イラクのスンニ・シーア・クルドを、分裂させます。
イスラエルは、イラクを、石油を出せない貧しい状態に、永続させたい。
しかし、イラクの3分割は、欧米の石油会社の利益には、なりません。
どちらに、軍配が、上がるでしょうか?



本業から離れていく金融機関と、それを支援する国家

08/20/(00/10)

麻布建物(東京)が、2007年8月13日、倒産しました。
日本のTVマスコミは、これを、報道しませんでした。
新聞は、一回だけ、報道しました。
私は、見えない圧力を、また、感じました。

負債は、5648億円でした。
今年、最大規模の倒産です。
2001年5月、麻布建物の社長が、暴力団会長と共謀して、競売を妨害して、逮捕されました。
また、社長と顧問弁護士は、強制執行を免れるために、資産を隠して、逮捕されました。

1964年に、設立しました。
国内で、ビル賃貸業を、行なっていまいた。
麻布建物は、住宅金融専門の大口融資先でした。
麻布建物は、住宅金融専門から、一時、1100億円以上、借りていました。
社長は、世界6位の富豪に、なったことがあります。

ハワイで、リゾートホテルも、経営していました。
アメリカでも、2006年から、破産手続きを、進めています。

住宅金融専門は、個人向けの住宅ローンを、扱っている貸金業です。
1970年代、銀行は、個人・事業者に、融資を行っていました。
住宅資金需要が、旺盛になってきたので、金融機関が、共同出資して、住宅専門の金融会社を、設立しました。
それが、住宅金融専門でした。

1980年代、銀行が、直接、個人向け住宅ローン市場に、力を、入れ始めました。
住宅金融公庫も、財政投融資資金による、長期固定低金利の融資を、始めました。
大手信販会社も、ローンを、始めました。
住宅金融専門は、不動産会社に、融資し始めました。
融資枠は、建設費・購入価格の80%から、90%まで、拡大しました。

住宅金融公庫が、住宅ローンに、直接、融資していました。
しかし、金融機関が、これを批判して、民間の直接融資に、移行しました。
2007年3月、住宅金融公庫による、直接融資制度が、廃止されました。
住宅金融公庫は、独立行政法人に、変わりました。

金融機関は、住宅ローンを、アメリカモデルにより、証券化しました。
最大35年の長期固定金利を、提供することになりました。
その住宅ローン商品を、証券化して、投資家向けに、発行します。
これを、フラット35と、呼びます。

日本は、この10年間、アメリカの住宅ローンシステムを、真似てきました。
日本では、幽霊住宅が、沢山、残ってしまいました。
そして、今、アメリカの住宅ローンシステムが、とうとう、終わりを迎えました。
起るして、起った出来事です。
実態から離れた経済学は、存在しません。



日本の首相と経済界は、癒着し過ぎです

08/20/(19/40)

安部首相は、250人の財界人を連れて、インド・インドネシア・マレーシアに、出かけました。(2007年8月19日)
経済使節団の規模は、過去最大です。
経団連会長は、「政治と経済は、車の両輪です」と、言いました。
政治と経済界の癒着を、隠そうとも、しませんでした。
2006年11月、ベトナムに、140人の経済使節団が、同行しました。
2007年4月、中東諸国に、180人の経済使節団が、同行しました。
経団連は、選挙で、安倍首相が負けても、安倍首相は、留まると、見ていました。

安部首相は,選挙に負けたにもかかわらず,首相を、続けようとしています。
国民は、それに、とても反発しています。
また、自民党自身が、安部首相を、解任することができなくなっています。
国民は、自民党が弱くなっていることを、感じています。
政府は、財界人に、ぺこぺこしています。
以前は、財界人が、政府に、ぺこぺこしていました。
立場が、逆転しました。

彼は,完全に、財界人の人形です。
彼は,ブッシュに、似過ぎています。

政治家は、ロビー活動を、正当化することが、できるのでしょうか?
政治家が、特定の後援者の利益に沿った政策を、唱えることが、できるのでしょうか?

しばしば、汚職の温床となってきました。
多くの国は、政治腐敗を防止するため、一定の規制を、設けています。


収賄(しゅうわい・わいろ);

都合のよい取り計らいを、してもらうため,不正な目的で、送る品物・金銭。

ロビー活動の支持者は、言います。
「政治家が、利益団体や選挙区の利益に沿った政策を、唱えるのは、理にかなっています。
ロビイストが、その手助けをします。」


ロビー活動;

ある特定の個人又は団体のために、活動する議会議員・政府構成員・公務員です。
彼らを、ロビイストと、呼びます。
多くの企業や団体は、自分の利益のために、ロビイストを、雇っています。
雇用するために、政治家に、政治献金を、送ります。
シンクタンクは、メディアに、発表することで、主張を普及させます。

アメリカでは、1998年以後に、退職した議員の43%が、ロビイストでした。(2007年)
そこで、上下両院で、ロビイストの活動を、制限する法案が、可決しました。(2007年7月)
選挙活動資金の提供を、受けた際、報告しなければならない(義務)。
ロビイストからの、贈り物や旅行の提供などを、禁止します。
利益誘導型の支出を、予算に盛り込む際、公開しなければならない(義務)。
選挙資金提供者への見返りを、規制します。

日本の政府と経済界の癒着は、アメリカの真似でした。
アメリカは、とうとう、癒着の制限を、2007年、開始しました。
しかし、日本政府は、癒着の制限については、アメリカの真似を、しそうにないです。
日本は、本当に、ご都合主義です。